2009年11月30日

いただきます

夕食の時に撮ったので、
あまりいい写真ではないけど…
DSC05717.JPG

郡上で稲刈りを手伝わせてもらい、
その時のお米で炊いたご飯。

いただきます、までには、
とっても、とっても手間隙がかかってる。

野菜は収穫したらすぐ食べられる。
お米もそうだと思ってた。
稲刈りしたら、
すぐに食べられるものと。

稲刈り、鎌での手刈りは結構楽しい。
ざくっ、ざくっと刈る感触。
わらで束ねる。
ここで、かなりきつく縛っておかないと、
本当に大変なことになるとは、
この時にはぜんぜん思いもしなかったなぁ。

稲の束を天日干し。
1301432306_183s[1].jpg

そして、脱穀。
ほとんど機械をつかってやったのだけど、
一部分を昔ながらのやり方でやる。

DSC05460.JPG
足ふみ脱穀機。

使い方は、こんなふう。
DSC05457.JPG
足でペダルを踏むとローラが回り、
その上に稲わらをそっと触れさせると、
脱穀できる。
見ているだけだと、ほんとに簡単そうなのだが、
稲の束をしっかりもっていないと、
巻き込まれて、とっても危険。
sammyも何回か、巻き込まれて…

足ふみ脱穀機で脱穀すると、
籾米にわらがどうしても混じってしまう。
そこで、
DSC05461.JPG
唐箕(とうみ)。

上部の杯型のところに籾米を入れ、
黒いハンドルをまわすと、
中の羽根が回り、
軽いわらは飛ばされて、
籾米だけ、落ちてくるという仕組み。

唐箕をかけたら、
あとは水分量の調整のための乾燥と籾摺り。
これは機械にお任せ。


いったい昔の人は、どれだけ大変だったことだろう。
文才がないから、
大変さがなかなか伝えられないのがもどかしいけど、
収穫量の、ほんの一部をこうして、
昔ながらの機械を使ってやっただけでも、
ものすごく大変だったのに、
昔は、家族が1年食べる量をこうしてやっていたのだと思うと、
本当にすごい。

稲刈りをする→ハザ掛けをする→脱穀…
だけじゃなくて、
その作業と作業の間には、準備も必要だし、
稲わらを運ぶだけでもかなりの労働。
ハザを立てるためには、竹も切ってこないといけないわけで。
そして、やはり天候にも左右される。
秋は日暮れも早いので、
ものすごく朝早くから作業をしたとか。

農業の機械化が進むのも、納得。

ただ、やっぱり、
時間も、手間もかかるのだけど、
足ふみ脱穀機も唐箕もいいなと思う。
音が心地いい。
とっても。
機械音じゃなくて、お米の音が、
ぱらぱら、ぱらぱらって。

そしてどうしても一人じゃできないから、
みんなで協力するし、
時間もかかるから、その間、いろんな話ができたり、
そういうゆったり農作業も、
とても素敵なことだと思うんだ。

DSC05710.JPG
いつもこんな状態のお米を、
当たり前のように食べていたけど、
こうして食べられるまでには、
こんな手間隙がかかっているなんて、
知らなかった。

DSC05717.JPG
いただきます。
posted by sammy at 15:22| Comment(2) | のらしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
sammyさん、こんにちは。
わたしは農家の方からお米を買っていますが、
お米が手元に届くまでにどんなに手間がかかるものなのか、ということは恥ずかしながらはっきりとは知りませんでした。
いつか体験してみたいなあ。
ご飯、きっととってもおいしかったことと思います^^。
記事にしてくださってありがとうございました。

Posted by めがね at 2009年12月02日 17:53
めがねさん、こんにちは。
私も、全く知りませんでした。
今回こんな風に昔の方法の一部を体験させてもらえたこと、
とっても貴重なことだったと思います。
今はやはり機械に頼る部分も大きいと思いますが、
それでも高齢化が進む農家の人たちにとっては重労働であることにはかわりはないですよね。

そんなことにも想いをはせながら、
毎日玄米を炊き、玄米を頂きたいですね。
Posted by sammy at 2009年12月05日 11:43
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